マイカーローンの金利が安い!!注意点とチェックポイント♪

マイカーローンでも住宅ローンでもリースでも、年率や料率と言われる元金に対して利率が掛かっています。ローンは、古くから使われており、一般的に消費者金融などのグレーゾーン金利（高すぎる金利）などの問題も発生したことに起因してか、実質年率という形で金利を表示する義務があります。過払い金のCMなどをご覧になられたことがある方も多いはず。逆にリースには、リース料率という利率がありますが、表示義務は有りません。

日本は、この20年以上異常な低金利状態が続いていますが、今回の値上げラッシュや国外の影響や為替など様々な問題により、市中金利のベースとなる長期プライムレートがじわじわと上がりだしています。

カーローン程度の元金であれば大きく問題にはならないかもしれませんが、住宅ローンとなると大問題です。特に、変動金利の異常な低金利もあって、固定の商品であるフラット35などを選ぶよりはるかにお得な状態が続いていましたから仕方ありませんが1％がとんでもない総額差になるので要注意です。

つまり、ローンやリース商品を選ぶ際に重要なことは、「金利の低さ」と「固定金利か変動金利か」という点が焦点になります。が、低ければ良いわけではないのが難しい。

１，カーローンにおける金利の安さとは？
２，カーローンの変動金利とは？
３，類似？兄弟の残価設定型カーローン（クレジット）とは？
４，自由返済型のカーローン
５，カーローンのメリット
６、カーローンのデメリット
７、まとめ

１，カーローンにおける金利の安さとは？

カーローンの金利の安さは、「低金利」と表現する方が正しいと思われます。現在の市場状況で考えると、

①　無金利や0.9％、0.99%などの1％を切った車屋さん

②　1.9％～2.9％台の低金利店

③　3.9%～6.9％台のデイーラーさん（販社やエリアによる）、地元の車屋さん

④　これ以上の金利は、超大きい中古車屋さんや地域で一番店の未使用車専門店で使われいます。

①　無金利や0.9％、0.99%などの金利で1％を切った車屋さんのお店は実は、超危険です。

「何が？」と気になりませんか？ローン会社の方に聞いた内容では、「著しい低金利を装うためお店側が本来お客様の支払う金利分を支払っています」。とのこと。ここだけ聞けばいい話しですが、自動車ローンのシュミレーションなどで試していただくとすぐにわかりますが、1％の負担でも結構大きい金額です。

この低金利表記をするために車両価格が高いか、諸費用が高いか、その他のセットのオプションが高いかのいずれにせよ、本来の値引き分が金利分になっているだけです。もしくは、最初から設定価格が高いかのいずれかです。

なぜなら、車販売自体の儲けはお客様が思っておられるほど儲かるわけではなく、ローン会社も信販系クレジット会社の限界はおおよそ1.9％を少し切れるか？程度なのです。なので、著しい低金利表示店は、車の価格をお客様が気づかないことにつけ込んで値段を上げてから商談しているのです。低金利表示は釣り広告です。

②　1.9％～2.9％台の低金利店！ここが自動車業界の本来の底値です。

自動車業界のスタンダードになりつつあったゾーンです。このあたりの金利は、金利を含む総コストではほぼカーリースより低コストになるゾーンです。ただし、新車の販売価格は仕入量によってディーラーさんから買える金額がまちまちでしょうから、できる値引きには大きな差が発生します。今後、金利が上がりだすとこのゾーンは安かったなー！と、言う日が来るかもしれませんね。

このあたりの表示しかしていないお店は、ローンのバックマージンを取っていないケースがほとんどでしょう。お客様ファーストなのかもしれません。

③　3.9%～6.9％台のデイーラーさん（販社やエリアによる）、地元の車屋さん

大体このような感じです。ディ―ラーさんの残クレなら、キャンペーンで1.9％のこともあるでしょうが、最近はそのような告知も少なくなりだしました。新車の納期が長いですから、キャンペーンや値引きを今日決めてもらうためにしなくなってきているのは事実かもしれません。

あとは、低金利な残クレを組んで5年目に手放す確率は20～30％とのことですから、ここで一段高い金利のローンで再契約する方が多いそうです。モッタイナイ

④　これ以上の金利は、超大きい中古車屋さんや地域で一番店の未使用車専門店で使われいます。

私の車屋生活の中で最近で一番高い金利だったのが、9.8％です。かなり有名な未使用車専門店でした。ナビ、ETC、ドラレコ、スタッドレスをローンならサービスしますといつもチラシに書いてあります。鬼のローンバックなんでしょうが、3年で違う車を欲しいとご来店された方のローン返済の進んでない事にビックリして思わず一括返済の連絡をする際に「まずいっすよコレ！」と、言ってしまいました。

地域にある未使用車専門を屋号にしている会社さんはほぼ、〇〇〇研（※〇は書けません。）というコンサル会社がコンサルしているのですが、すごい。悪い意味で！よくぞ思いつくな。と感心しませんしうらやましくないです。

あとは、超大手のある中古車店です。会社のHPでは金利にまつわることはほぼ書いてありません。ここは、在庫の量でお客様を呼べる会社なので低金利をわざわざ打ち出す必要が無いのでしょうね。

ちなみにカーリースは、リース料率という計算になりますが、実質のローン年率に換算すると4.5～5.5％ほどです。お得なわけがないですから要注意！下記ご参照下さい。

２，カーローンの変動金利とは？

カーローンでは、銀行系のマイカーローンは変動金利型のものもおおく、保証料が別のケースもあります。本当に安い金の銀行もあるので少し調べる価値はあるかもしれません。ただし、金利が上昇トレンドになると厳しくなりますのでそのあたりは自己判断をして下さい。上の①で説明している信販系カーローンはほぼ固定金利です。

３，類似？兄弟の残価設定型カーローン（クレジット）とは？

残価設定型クレジットです。これは、悪！と決めつけるような記事もありますが、そんなに悪い商品でもありません。ただし、残価を高めに設定するディーラーさんと低めに設定する（どちらにも大きく針が振れる）お店が多いので、要注意です。高いと、最後の支払い時に追い銭が必要になりますし、低すぎると確実に損をします。売却時には、残金を一旦支払ってローン会社やファイナンスの所有権を抜いて、高く買ってくれるお店で売却してください。

また、任意保険には確実に車両保険有で入ってください。大きな事故に遭うとどうしようもなくなります。これは、現金以外にはすべて言えるかもしれません。特に、全損時にはカーリースなら途中解約違約金が発生するので要注意です。事故は、すべてにおいていい思いをする方はいません。安全運転しましょうね。