皆さんこんにちは!
いつもオンフリークのブログをお読みいただき誠にありがとうございます。今回はお客様よりご質問いただきました件で、ブログを書いてみました。
「トヨタの小型系SUVの車種がたくさんあってどれを選べばよいか迷っています。そちらのオススメなどありますか」との問いに対し、主な使用シーン・乗車人数・家族構成・外せないポイントなどをお聞きし、私なりの返答をいたしました。ブログでは「トヨタのコンパクトSUVを比較」と題して比較検証していますので、同じような悩みを持っている方にお読みいただければと思います。それでは早速いってみましょう(^O^)/
目次
1.トヨタのSUV!
トヨタのSUVは今、まさに選び放題になっています。小さいサイズからライズ、ヤリスクロス、C-HR、カローラクロス、そしてサイズアップしたRAV4、ハリアー、ランクルプラド、納車待ち数年という話題で持ちきりのランクル300と勢ぞろい。つまり、コンパクトから大型まで9車種が用意されているのです!カローラクロスの登場で、小さすぎず、大きすぎず、価格的にもお求めやすい、日本の道路環境、駐車環境にベストマッチングなSUVが、C-HRだけではなくカローラクロスも選べるようになったのも嬉しいポイントですね(⌒∇⌒)
今回はその中から、ライズ・ヤリスクロス・C-HR・カローラクロスという、100〜300万円台で手に入るトヨタのコンパクトSUVの選び方を考えていこうと思います。
2.トヨタ コンパクトSUVの比較(パッケージング)
ご質問をいただいたお客様の家族構成は4人ということで、ファミリーカーとして使う上でのパッケージングから比較してみようかと。C-HRは、トヨタ開発陣自ら前席優先パッケージと説明しているぐらいで、スタイリッシュな、カップル向けのクロスオーバーモデルという立ち位置です。プリウス譲りのパッケージによって後席膝まわり空間こそ、身長170cmの私のドライビングポジション基準で(以下同じ基準です)ご紹介する4台のうちでは、もっとも余裕のある185mmでしたが、立体駐車場への入庫が容易な1550mmの全高、くわえてクーペのようなルーフラインによって後席の着座感は沈み込むような感じで、視覚的な広々感に欠けています。
そこで、後席の居住感覚の良さで選ぶなら、ボディサイズに3ナンバーの余裕がある最新のカローラクロスがオススメ!頭上の広さ90mm(ガラスルーフ装着車)はともかくとして、膝まわりには足が組めるほどの160mmのスペースがあります。一方、ライズは同基準で頭上100mm、後席120mm、ヤリスクロスは頭上120mm、後席115mmとなっています。また、後席の着座感の良さや、立ち上がりの容易さにかかわるヒール段差と呼ばれるものがあります。それは、フロアからシート前端までの高さのことで、高いほうが椅子感覚で座りやすく、疲れにくいといった要素があるんですよ⁈ヤリスクロスは360mm、カローラクロスは350mm、ライズは350mmと優位ですが、ルーフの関係で後席を低く座らせなければならないC-HRは330mmと少々低めです。
▽カローラクロスの後部座席▽
以上の事から、私独自のランキングを後席の居住性から考えていくとカローラクロス・ヤリスクロス・ライズ・C-HRの順番になりました。
3.トヨタ コンパクトSUVの比較(ラゲッジスペース)
次に、主な使用シーンとして「家族でアウトドアやキャンプなどにも行きたい」とのことでしたので、大事な荷物の積み込みスペースであるラゲッジスペースについて比較していきましょう。
ラゲッジについてはそれぞれに強みや特長が異なっています。重い荷物の出し入れの容易さにかかわるラゲッジルームの開口部地上高は、低いほうからライズ の700mm、カローラクロス の730mm、ヤリスクロス の745mm、そしてC-HR の780mmとなっています。この中で開口部段差がないのはライズとヤリスクロスでした。段差が無いほうが、荷物の持ち上げ量が減り、重い荷物の出し入れのしやすさでも有利になります。また、大型犬などのペットの乗降にも適していますよ。=(足を引っかけにくいなどの理由から)ワンちゃんを飼っている人ならわかってもらえるかと(笑)
4.ラゲッジスペースの寸法について
それでは、荷物の収納力でよりチカラを発揮するラゲッジルームの奥行きはどうでしょうか。ここでの数値はカローラクロス が830mm、ヤリスクロス が790mm、C-HR が 765mm、ライズ が755mmと、カローラクロスの圧勝でした(;^_^A
続いてベビーカーなどの長尺ものを真横に積みたい時などに重要になってくるのが、横幅です。幅方向は、カローラクロスが1,120mm、C-HRが1,095mm、ライズが1,000mm、ヤリスクロスが995mmという結果になりました。一般的に1,000mmあると、ベビーカーなどが積み込みやすいとされています。天井の高さについては、その部分で異なっているため、数値を一概に出すことはできませんが、ここでの見解ではカローラクロスとライズが優位かと思います。
そして、床下収納の大きさでは、なんと!もっともコンパクトな「 ライズ 」が優勢で、80リットルもの容量を確保しています。転がりやすいものや汚れものをラゲッジルームのフロアに積まずに済むのは、使ってみてわかる便利さですよね(^_-)-☆また、後席を格納した時の拡大フロアのフラット度で優秀なのはヤリスクロスです。ここまで良い評価ばかりだったカローラクロスはドーン!と180mmもの段差ができてしまうので非常に残念でした。
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5.トヨタ コンパクトSUVの比較(走破性)
ご質問のお客様が外せないポイントとして挙げられたのが、「雪道の走行に強い」でした。もちろんアウトドアやキャンプに行く際、場合によっては悪路を走ることもあるはずですし、冬のスノードライブを楽しみたいがためにSUVを選ぶ人も少なくないでしょう。そこで走破性についても比較してみたいと思います。
まず、走破性にかかわる最低地上高に余裕があるクルマから並べてみると、ライズ が185mm、ヤリスクロス が170mm、カローラクロス が160mm、C-HR が140mmとなり、C-HRは一般的な乗用車と変わらないことがここでわかりますね。よって、悪路走行重視で選ぶなら、ライズ、ヤリスクロスが安心で、それにカローラクロスが続くといった形になりました。
6.トヨタ コンパクトSUVの4WD性能
4WD性能については意外かも知れませんが、ヤリスクロスのガソリン車の4WDが、この中では優れています。(HVは電気式4WD)最低地上高に余裕のあるライズよりも悪路に向いていると考えられるのは、スノーモードのほかにトヨタの本格4WDでお馴染みのマルチテレインセレクト機能が備わっていて、「MUD&SAND」、「ROCK&DIRT」の悪路走行モードが加わるため抜群の4WD性能と言えます!
とは言っても、ヤリスクロスであれば、特設コースで滑りやすい路面を再現したローラーバンク、モーグル走行を行ったレビューからすれば、ハイブリッドのE-FOURでもなかなかの実力を見せつけてくれたことも事実のようです。雪深いところや、悪路が少ない一般ユーザーならハイブリッドモデルのE-FOURでも、ちょっとしたオフロードや雪道を安心して走れることは間違いないと思います。(因みにライズ、カローラクロスの4WDも同様です)
7.運転のしやすさや機構について
最後にドライバー目線の比較をしてみましょう。前方斜めを含めた視界に優れているのは「カローラクロス」。最小回転半径が4.9-5.0mで小さく、小回り性や幅寄せのしやすさで走りやすさを感じるのは「ライズ」。極めつけは走りの安定感、質感の高さ、静粛性、乗り心地でも圧倒するのは、やはりこの中で最新車種であるカローラクロスではないかと思われます。また、お客様がもう一つ外せないポイントとして挙げていたのが、信号待ちや渋滞時、料金所などでブレーキを踏み続けなくて済む「オートブレーキホールド機能」。この機能はライズ以外に用意されています!
8.まとめ
いかがでしたでしょうか?最終的に今回のご質問をいただきましたお客様(福井県・S様)には「カローラクロス」をオススメさせていただき、先日ご成約を頂戴いたしました。またブログへの許可もいただき、併せて感謝申し上げます<(_ _)>
これまでの比較を見たうえで、値段(価格)・ボディサイズなども考慮いただき、ご自身やご家族に最適なトヨタ コンパクトSUVをお選びください!!
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