皆さん、毎日寒いですがいかがお過ごしでしょうか?北陸エリアは、夜に雪が降って日中にある程度溶けて、翌朝凍るの繰り替えしです。運転にはお気を付けください。
本日は、最近CMでよく聞く「新車のサブスク」について徹底解説していきます!
サブスクリプション(英語: subscription)は、定期的に料金を支払い利用するコンテンツやサービスのこと。商品を「所有」ではなく、一定期間「利用」するビジネスモデル。日本ではサブスクとも略される。
後述の通りカタカナ語としては新しいが、同一の概念としては「月極」「月謝」「定期購読」などは存在していた。本稿ではカタカナ語としてのサブスクリプションを説明する。
(出典:Wikipedia)
それでは説明していきますねー。ちなみに、google検索などで弊社HPへご来訪いただいている諸兄には関係のない話でも、離れて暮らすご両親や初めての車の購入者様、ご主人単身赴任中の奥様などは危険ですから啓発をおすすめします。
目次
1,結論!「新車のサブスク」はリース
最近、TVCMも多い新車のサブスクですが、新車のサブスクはリースの言い方を変えただけです!皆さん、カーリースと入れてgoogle検索すると、予測変換にはネガティブ情報が出てきます。試してみてください。
動画サービスなどの浸透により身近になった「サブスク」に首をすげ替えただけの金融商品です。なぜ扱う会社が増えているのか?と言いますと、「儲かる」からです。車のサブスクを売ると関わる全ての会社だけが儲かります。もちろんその費用は契約者であるエンドユーザーが支払うことになっています。
<儲かっている人は?なぜ儲かってしまうのか?>
1、車屋さん ⇒ 値引きを最小限で売れる
2、車屋さん ⇒ 過剰な整備でさらに儲かる
3、車屋さん ⇒ 自社でメンテンナスをしている優良中古車が手に入る。しかも、残価なので安く買える。
4、リース引受会社 ⇒ 金利ではなくリース料率のため表示義務がなく莫大な金利が入る
<損する人は?なぜ損する?>
1、お客さま ⇒ 他の購入方法より圧倒的に支払の多い不利な契約になるから(しかし、月々の金額のみの確認となり総支払額は天文学的になるのです。)
つまり、本来大切にすべきお客さんが、一人負けするのがリースであり「新車のサブスク」です。弊社でも、残価設定ローンまでは取り扱いますが、リースを導入しないのは代表の創業精神である「Win-Win」に反するからです。
2,「新車のサブスク」仕組みについて
一般的にリースとは、企業が設備投資の際に対応年数に応じて導入するイメージが定着していますよね?なぜ企業が使うかと言えば、リース内容にもよりますがリースの金額に関してはほぼ経費扱いとなるからです。しかし、一般的な個人消費に経費の概念はありませんから、支払額×月数がただただ支払いとなるだけです。つまり、個人では月々の支払いは安いに越したことはないのです。
しかし、数年前から「個人向けカーリース」がサービスとして始まり、宣伝文句は、月々1万円・・・でした。これには罠があり隅っこに小さく※ボーナス支払い3万円×〇回などの記載があるものです。今もですが・・・ねぇ(-“-)
2-1、新車のサブスクの契約内容
「新車のサブスク」=(新車の総額+メンテナンス費用+契約年数分の税金など)×リース料率-残価
となります。
◎この計算式で気づくべき問題点
・残価と言っても金利の掛け算時には引いてない!
・税金にも金利の掛け算が適応している!
高くなっても仕方のない計算式なのです。ちなみに残価設定型クレジットやローンも残価を引かずに金利計算することとなります。高い理由は次で説明します。
2-2、販売側が圧倒的に有利なリース!
先ほど、儲かる理由を4つお伝えしました。
①販売時の値引きが最小限
②過剰整備で儲かる
③優良中古車が下取車として入庫
④リース料率は高額
では、順番に説明します。
①販売時の値引きが最小限
リース契約では、売買契約書という自動車を通常購入する際の一般的な契約書の明示義務はありません。つまり、いくらで購入したのか消費者はわからない状況となります。
どれだけ危ない契約かわかりますよね?現金やマイカーローンで購入する際には売買契約書の締結が一般的ですから、値引き額など確認できますがそれがありません。大雑把な内訳のみです。
②過剰整備で儲かる
リースには、メンテナンスや年数に応じてタイヤなどのメンテナンス部品もついてきます。しかし、最近の車はオイル交換を一つとっても交換のサイクルが以前に比べ格段に伸びています。自動車部品の各所で精度が高い国産車では、これまでの整備は過剰整備となるのです。
また、走行距離が少ない方にとってはますます過剰整備となるのです。必要な時に必要なものを適正価格で交換するだけですので少しは手間をかけましょう!その車の生涯コストが大きく下がります。
③優良中古車が下取車として入庫
②で話したような、過剰整備かつ定期的に販売店に入庫している車は間違いなく優良中古車となります。満了時期は販売会社とご本人しかわからないですから残価で引き取られようものなら、2023年2月の中古車相場では爆儲け間違いないでしょうね(-“-)
しかし、満了時なら対策があります。リース満了に伴ってお返しせずに、いったん全額支払って引き取りましょう(笑)ほかの車屋さんで売却しましょうww
④リース料率は高額
リース料率は、ローンやクレジットのように実質年率の開示義務がありません。大手のリース料率を実質の金利に合わせて計算しなおすと、4.3%~5.3%ほど(車両誤差あり)となります。こんなバカ高い金利を払って高額な車を買うなんてありえません(-“-)
売り手良し、売り手良し、売り手良しと言う、悲しい一方良し!
3,「新車のサブスク」は高い
3-1、支払総額を掛け算しましょう
まずは、冷静になって月々やボーナスなどで「支払総額」がいくらになるのか計算してください。目が丸くなるほど支払うことになっているので間違いなしです。
3-2、残価の設定は低い
残価設定時の残価は、かなり低めに設定されます。なぜなら、全員人気の色や装備で車を選ぶわけでではないからです。様々なリスクの平均値以下で設定されるのです。
高い設定にしようものなら、満了時には常にお客様とけんかになるはずです。なぜなら、残価を下回るような車が増えるとお客様の不信感につながります。ゆえに、低値安定の価格付けざるを得ないわけです。
4,「新車のサブスク」を選ぶデメリット
4-1、「所有」ではなく「利用」ゆえの走行距離制限
デメリットは所有でないが故の走行距離制限です。せっかく買った車の走行距離を気にしなければいけません。現金やローンなら仕方ないですませることもできますが、リース(サブスク)の場合は過剰に走った分の追徴金が発生します。
考えられますか?ここまで、車の買い方最高額の支払いをしてきたのにさらなる追徴金です。泣くしかないです((+_+))
4-2、中途解約は違約金対象
売りたいとき、手放したいときに手放せるが違約金(解約金)がかかるのもリースならではです。ローンの場合なら、残一括清算等で再度金利計算された残金を支払うだけでOKなんですよ!
5,まとめ
ここまで、いろいろと書きましたが「月々」に惑わされて支払総額が最も高い車の買い方であるのは間違いありません!唯一のメリットは、故障以外の突発的な支払いが無い事くらいです。
節約が頭をよぎる2023年値上げ祭り2年目突入ですが、リースや新車のサブスクで車を買うのが一番の浪費で損する額も家計で一番大きいものかもしれません・・・。くれぐれも賢い新車購入をしましょうね!
それではー
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