さて、NETFLIXが下方修正を余儀なくされている・・・というニュースが出てます。サブスク動画配信で一世風靡し急成長した企業です。250万人増加を見込んだ短信発表で20万人の減少でした。株価が大きく下落しています。大企業でしかも決算状況は優良な企業ですから、ここまで落ちる必要があったのかとも思いますが・・・。
目次
そこで、このニュースを見たので車のサブスクを考える回を設けました。カーリースは、サブスクではない!の回です。
サブスクとは、「定期購読、継続購入」という意味があります。新聞や雑誌などを定期で購読するコトが語源と考えられます。サブスクリプションを略して「サブスク」と呼ばれることもおおいですね。
似たようなビジネスモデルは実に多様です。例えば、「定額制/月額制」、「リカーリング」、「リース」、「レンタル」、「シェアリングエコノミー」などが思い浮かびました。これらのサービスは、「定額」「従量制」の支払いになることが特徴です。
※従量制とは、簡単に言えば使った分に応じて支払いすることです。
しかし、そのメリットとデメリットはサービスごとに違うということです。では、車に照らし合わせながら説明したいと思います。
1,サブスクとは?車にこの買い方はある?
サブスクの特徴とは、
★短期から長期契約で商品やサービスが「定額制」で利用できる。
★いつでも好きなときに解約できる。
★顧客ニーズに応じて継続的にアップデートされる。
などが特徴になります。解約にはお金がかかりませんし、好きな時に加入し使わないならやめるの選択肢が使用者側にあるというものです。動画の配信や音楽の配信などがこのサービスに該当しますね。まさに、気軽というキーワードがハマるサービスとなっています。車でこのようなサービスが本当にあるのか調査してみましたが、この内容に完全に当てはまるサービスは見つけられませんでした。
車でこのサービスを実施できる可能性があるとするなら、高額化することは間違いありません。収益を出しづらいモデルケースなんです。理由は、自動車の登録問題や保険など不確定で問題が発生する要素が多すぎるからだと思います。あとは、レンタカーが文化に根付いているというのもあるでしょう。
₂,リースとは?カーリースはサブスクではない?
リースやレンタカー、シェアリングの特徴は、「所有しない」ということが共通点です。では、リースから・・・
リースとは、
購入者はリース会社になります。リース会社が買ったものをリース料を支払って借りるというパターンです。法人の設備投資時の利用が多いリースですが、リースは法人にとって優れたサービスである側面もあります。個人では残念ながら目立ったメリットは有りません。しいて言えば、「定額」がメリットになります。
社用車で新車をリースの場合
法定対応年数は6年となります。この間のリース料はほぼすべてのケースで経費に算入できます。手元の現金が少なくても社用車を導入する為には有効な手段です。注意点はあり、経費算入するだけの収益が出ている事が重要な要素です。
購入との違いと言えば、購入は会社の財産になりますので、固定資産の減価償却計算で経費に算入していきます。一括購入する資金があるケースや金融機関から借り入れができる状況であれば、こちらで対応した方が支払う総額は少なくなるでしょう。利率が、借り入れの方が低いケースが多いからです。
サブスクとリースの違いは、
リースは解約行為に制限があることです。支払いの期中で解約したくなるケースも出てくるでしょう。そういった場合は、解約違約金が発生するケースがほとんどです。サブスクのような「気軽さ」だけでは本来手が出ない販売手法ですが、ご存じない個人の契約者が多いものと思います。
3,レンタルとは?一番なじみのあるレンタカー!
レンタカーは、ご利用されたことのある方も多いはず。決まった日数をレンタルし、レンタカー会社が保険などの付帯サービスを提供していたりするケースが多いです。旅行にレジャーにご利用の可能性は無限大です。「家族旅行」「短期の出張」など活躍の場は多い事でしょう。筆者もよく借りてます。乗りたい車を指定し、購入予定の車を事前に乗ってみたい時や人数的に大きな車が必要なタイミングなど、ディーラーさんの試乗車では気づけないメリットやデメリットを知るためです。
ディーラーさんの試乗車に何度か乗りに行きましたが、慣れない状態で(-“-;A …アセアセ(-_-;)して疲れるだけと気づいてからは、レンタカーで済ます習慣になっていました。
実は、このサービスが特に日常使いされない都会のの方や地方へ出張のパターンで企業様が使用されるにはは向いているのかもしれません。
4,シェアリングとは?カーシェアの考え方!
最近は、カーシェアのサービスもありますね。メリットは、短時間使いに非常に便利ということでしょう。ステーションが近くにある。買い物や送り向かえにしかほぼ使わない。などのケースであればいいのかもしれません。また、利用時に給油を行ってくれた利用者の方に割引制度があったり、15分単位での利用設定なので非常に使いやすいと思います。
基本的には、会員制になっており、初期費用と月額費用に借りる料金が必要というパターンが一般的なようです。利用者の使い方が利便性を大きく分ける気がしますね。
5,必需品の買い方
車は、エリアや地域に応じてその使用状況は大きく変わると思います。まず、インフラが整備されていない田舎であれば毎日乗る必需品です。必需品の動産を借りる必要性はまずないと思いませんか?冷蔵庫やエアコンが借り物ってやっぱり無いと思うんです。必需品は購入、普段使わないもので突発的に必要になるものはレンタルするというのがセオリーだと感じます。
また、都会でも本当に便利なエリアというのは限られています。東京でも西のエリアの方の郊外なら、車があった方が便利でしょう。(多分お住まいの方ならわかると思います)通勤で車を使わないにしてもちょっとしたことが不便と感じていらっしゃる方も多いのでは?
一番困る転勤族の車の買い方
転勤族の方には、本当に頭が下がります。最近は、コロナの影響などで転勤期間が延びているようですが、2年など時限的な転勤などはきついですよね。転勤族こそリースなどかと言えばそうでもありません。先ほどの通り、解約時に違約金が発生します。要らないエリアに異動になるとそれこそ大変です。弊社としましては、リセールの高い車をおすすめするケースが多いです。3年乗ったが都内に異動になって車が要らないや、次の移動先もわからないからリースや長期のレンタカーの方がいいですか?などのご相談を受けるケースもありますが、確実に購入をおすすめします。
このケースだと、
1,いつ車が要らなくなるかわからない。
2,車が要らないエリアなら手放したい。
3,どのようなパターンでも対応したい。
このような相談が多いです。一時的な出費を抑える為比較的低価格帯の車両でご相談を受けるか、乗りたいからと様々な車が視野に入った方に分かれます。実はここが運命の分かれ道なんです。どのようなパターンでも、基本的には安く買う、高く売るが基本になりますから、高く売れる車に乗る方が得策です。そして、購入を選択していつでも売却できるという状況であることが大切です。
この辺りはまた、折を見て細かく書いてみますね。
6,まとめ
車の購入は一大決心です。乗りたい車にお得に乗りたいのは人の世の常だと思います。サブスクという使い方ができる完全なサービスは無いので購入一択かなと思います。やはり、不要になった時に解約違約金がかかるのはいかがなものかと思います。現在、このようなカーリースのサービスで問題が大きく発生していない理由は「車が必需品」のエリアにお住まいの方が多い点と、「契約者自身が車が不要になる」ケースがまだまだ少ないということでしょう。個人カーリースというサービスの歴史も浅いですし、業界全体の購入の仕方としてもまだシェアが低いですから。
皆さん、お一人お一人の環境に合わせた車選びを楽しんでくださいね。では、また。
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